施工前
築10年が過ぎ、はじめて外壁屋根を塗装するとの相談でご来店されたY様。
ご自宅はガルバリウムのリブサイディング外壁材だとの事。
通常よく聞く塗装とは考え方、進め方が違う点をお話ししました。
数日後、お見積りをお渡ししてご検討いただきました。
その後、他業者さんからのお話も聞かれてみたそうですが、弊社の考え方と提案内容を信頼しお任せいただきました。
計画は色褪せた現状を新築時の色艶に復元する弱溶剤塗料吹き付け塗装です。
塗膜の色褪せと(※白サビ)、シールの劣化を確認しました。
白サビ=ガルバリウム鋼板の表面メッキに含まれている亜鉛が酸化したもの。
色褪せてしまった現状を新築時に選んだお気に入りの色にしたいとのご要望。
お客様が保管されていた新築引き渡し時の外壁タッチペイント塗料を用いて打ち合わせ。
●3分艶・5分艶・全艶~の確認・決定をし塗料を発注します
高圧洗浄で塗装する表面がここまで変わります。
汚れだけでなく密着していない既存塗膜顔料も剥がれ落ちるので、より安心な塗装が期待できます。
サッシ廻りの劣化したシール材を全撤去し新しいシール材を充填します
ロックペイント:2液型サビカット、ユメロックルーフ、サンスター:ペンギンシール2570TIPE1-NB
ロックペイント:ハイパーユメロック
ガルバリウム鋼板の塗装を行う上で、この作業こそが最も肝心であり他の外壁材の塗装と異なる処理工程です。
汚れが付着しづらい仕上がりになっている為、塗料も付着しづらいのです。
見積り時にお施主様が話を聞いた業者さんの中には、塗装を専門の生業としているにも拘らず、勉強不足、経験不足なのか通常と同じ工程で厚塗りの手塗りローラー塗装を強く奨められ困惑したと聞かされました。
ガルバリウム鋼板の外壁屋根材仕様でメンテナンスの時期を向かえる物件は今後も少しずつ出てくると思いますが、塗装の仕上げ方はもちろん、適切な下地処置を怠ると高価な外壁材の質感も損ない、何より折角塗装しても剥がれるような事があっては台無しです。
今回の5分艶仕上げと外壁材の質感、耐久性も考慮して錆止め仕上塗材共に2液性塗料を吹き付けで行います。
足場を組む際には作業床の高さ、外壁からの距離を足場作業主任者と打ち合わせて要望通りに組み立ててもらいます。
吹き付けの際の作業姿勢が仕上げを左右するのです。
養生も通常のそれとは違い、やはり手の込んだ作業となります。
こういう仕事をすると、想像するに通常の手塗りローラー作業行うときに一瞬楽と感じるやもしれません。
工場内で行っている車両板金の吹き付けを家全体にたいして行うようなものですが、あくまでも外なのでとにかく大変です。
秋の長雨になる直前に完了しました
ロックペイント 2液性弱溶剤吹き付け工法
外壁|ハイパーユメロック 5分艶
屋根|ルーフペイント シルバー
下地処理:目荒らし研磨、アセトン塗布清掃
全シール打ち直し:サンスター ペンギンシール2570TIPE1-NB
工事費込 947.000円税込
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