こんにちは。
弊社が開業にあたり先ず最初に取り組んだ施工事例として、自身で全行程を取り組んだ店舗兼事務所のデザイン設計・施工の様子を綴りご覧いただきたいと思います。
これまでの経験と、私が信頼する良き仲間たちの応援のもと手作りしたとてもとても愛着のあるお店です。
ご覧いただく皆様のこれからお考えになるリフォーム計画の参考にしていただけたら幸いです。
南に面して日当たりがよくて交通も多く、大好きな接骨院さんの並びというのが決め手でした。
親しい友人と形のないイメージを話し合う時間が楽しかった事を思い出します。
石張りの壁を前に突出し、板地に白いカルプ文字という看板デザインが固まりました。
計画に基づく範囲で石の仕上がり寸法から下地の構造までを考えます。
JWCADで平面計画、動線や壁と机の配置、寸法を検証します。
今回は白:7割/グレー:3割でランダムに貼り分けます。
貼る前に感覚で並べてみて判断します。
今回の店舗工事で最もこだわり、予算も妥協せずに行ったお店の顔。
出入り口:ファサード工事の施工過程です。
木軸組み
採寸して現場合わせの木軸を組み取り付けていきます。
合板貼り
合板を貼り頑丈に下地を形成します。
透湿シート・タイル下地
壁全体に透湿シートを貼りタイル下地のセメント系板を貼ります。
初めてやったタイル貼りでしたがとても楽しい時間でした。
タイル貼り1
割り付け計画図に基づきコーナーからタイルを貼り始めます。
タイル貼り2
出来るだけ目地が+字にならないようランダムにグレーと白を感覚で貼り分けて進めます。
看板・照明・植栽 完成
ロゴ看板とスポットライトを取り付け、植栽を並べてイメージ通りに完成しました。
2月終わりに物件の契約~近隣の方々へ挨拶廻りをして3月1日から工事を開始しました。
壁面のレンガ調ビニールクロスを剥すことから始まり、流し台とトイレの解体、墨だし、給排水設備、造作、天井、壁のボード補修~パートナーの大工さんとほぼ全体の8割の作業を手掛け、お隣のI電気さんのお力も借りてしっかり楽しく作り上げました。
施工途中~女性のカラーコーディネイターK氏の助言がなければ、単純な男感覚で全て真っ白な内装になっていたとこでしたが、いつも良い仲間に助けられどこから見ても満足いく仕上がりになったと思います。
今回、自分自身が発注者でありながら、設計・施工・管理もする両側の立場を経験した事であらためてお客様が感じられるであろう希望と期待~不安と心配という感情の機微に気付くことが出来ました。
この貴重な体験を忘れず、ほんの少しの気配り・プロとして先回りして安心へと導く行動を心掛け、ひとりでも多くの方と喜びの笑顔を交わしていきたいと思います。
図面で計画した机上の論理を現場で検証、修正して空間を最大限活かせる位置を決定します。
パートナーの大工さんと2名でこの辺りまで進めました。この後は電気屋さんをはじめ各専門職の仲間たちが腕を振るってくれて完成に向かいます。
大工さんと型板を作ったりして高さも奥行もいろいろと考えたメインカウンター。
決して広くない空間で圧迫感なく間を仕切る格子。
カラーその他~仲間たちの意見を取り入れイメージ通りに仕上がりました。
図面で考えていたより来客スペースを広く取り事務所スペースを裏口のほうへ詰める事にしました。
埃、加工残材で完全に工事現場と化す状況に、生活しながら行うリフォーム現場の養生の大切さに改めて気付かされます。
出身地の徳之島の写真や三味線、黒糖など特産品を置くもうひとつのお店の顔です。
後あと必要になるはずの収納を上下に施しました。
中間の杉板を染色塗装して貼るのも楽しい作業でした。
カラー&フラワーコーディネイターのK氏が描いてくれたパースです。
仕事は依頼する側、請ける側の感性と相性が最も大事なポイントです。
それさえ合えば阿吽の呼吸で予算面さえも自ずと納得し合えるものです。
安さを追求するあまり、このポイントを押さえずに物事を進めてしまうと、あまりいい結果にはならないようです。
開業前~車を走らせながら町中の店舗を注視してお店のイメージを練りました。
一念発起して始めたことですが、本当に多くの良い仲間と、新たにお付き合いを始めさせていただいた感性の合う専門業者の方々に恵まれました。
ご覧の通り~誰よりも自分自身が一番嬉しいデザイン通り大満足のお店が完成しました。
この通り狭い和式トイレでしたが、来店されたお客様が入ることもあるので、このスペースは解体して物置収納スペースへと改造し給排水配管を切り回し別スペースへ移しました。
本当はTOTOかPanasonicのタンクレスにしたかったのですが、お店の出入り口の看板廻りを妥協しない事にしたので予算の関係上、トイレは当初の予定から変更~アサヒ衛陶社のウォシュレット付トイレと手洗いユニットを設置しました。
壁面クロスにアクセントを入れ、スペースも広く設計したので全体バランスは納得の納まりでした。
備え付けの流し台があったのですが、毎日使う事務員さんの気持ちを思うと、清潔で機能的なものにしてあげたいと思い解体して新調することにしました。
先にもご案内しましたが和式トイレ部は収納スペースに改造します。
オフィス用の流し台ユニットを新調し、前の借主の方が置いていかれた電気温水器を掃除して取り付けたら無事に動きお湯が使えます。ラッキーでした。
すっかり使用感が出てますが旧トイレは配管を切り回し、この通り収納スペースとして活躍してます。
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