例えば、こんな話を耳にすることがあります。
見積りから契約に至るまで、たいへん感じが良く連絡もスムーズ。
そんな営業担当者を信用してリフォームを依頼したのに、その後の進行にがっかり…
他にも
・契約後、音沙汰がないため心配して問い合わせてみると工事の手配を忘れていた
・営業担当者との打合わせ内容が現場の職人さんにまるで伝わっていない
・営業担当者が工事期間中ほとんど現場に顔を出さない
・久しぶりに担当者(会社)へ連絡してみるともうその会社を辞めていて退職の挨拶もなかった
これらはほんの一部です。
なぜこのような事になってしまうのでしょうか。
私のこれまでの経験から以下のような原因が背景にあると考えられます。
・営業担当者を成約報酬型の歩合給で評価している運営
・提案~契約までが任務で工事知識に乏しい為、現場は下請け業者のスキルに頼る運営
・宣伝広告で大量受注した案件に対し、手広く募集をかけた下請け業者に委託して量を捌く運営
・ポータルサイト等の相見積りによる安値薄利受注が主で、内容に見合う労力が割けない運営
いずれも販売ノルマ(セールス)主体であり、肝心な商品(ワークス)工事が二の次になってしまっているのです。
名の知れたる会社でさえも、このような残念な実態であると聞くこともあります。
知名度の高い大手中堅企業なら本当に安心ともかぎりません。
私は以前勤めていたリフォーム会社の運営姿勢に思うところがあり起業に至りました。
会社が規模を拡張するプロセスでマネージメントは最も重要となります。
人数が増えてくるほど社長や有能な人材はお客様から離れプレイヤーからマネージメント業務へ移行、組織下層の経験の浅い新人社員をお客様対応業務にあて育成するというサイクルを繰り返します。
社長の目が行き届かなくなるほど人数が増えてくると、業務はマニュアル化を要し、社員誰もができる仕事に変えていかなくてはなりません。
全てがそうというわけではありませんが、それと同時に付加価値(サービス)の質は下がり、お客様満足度も必然的に下がる傾向にあります。
専門職個人の能力がダイレクトにお客様満足度へと繋がるこの業界では、付加価値(サービス)の質を下げずに会社規模を広げ売上を伸ばすことはなかなか至難の業です。
(出来ている会社もあると思いますが)
それに対してスタッフ10人以下の小さな会社はどうでしょうか?
逆に新人が担当になることは少なく、少数精鋭のベテランスタッフで構成され、社長自ら担当となることもあります。
レスポンスが早く臨機応変で融通も利き、何より対応が良心的な傾向にあります。
私たち「リフォームワークス」は前述のように会社規模を大きく発展させるよりも個人の能力を活かした少数制である事の方にこそ「お客様のメリット」が多く質の高い付加価値(サービス)を提供出来ると考えております。
お客様の期待に応えることはもちろん、出来ることなら期待以上の結果を提供したい。
そのためには現場への愛情、仕事への誇り、責任感と覚悟を、担当する職人(プレイヤー)と常に共有していることが大切です。
見積りや提案段階では判断しにくいことかもしれませんが、実際の工事が始まってみると、冒頭に挙げたセールス先行の運営とは大きく異なることを実感していただけるはずです。
地域から必要とされる存在で在り続ける為、スタッフ一同、日々試行錯誤し尽力してまいります。
これからも少数精鋭の「リフォームワークス」をどうぞよろしくお願いいたします。
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